※1記事1,500文字程度を想定して作成しました。
詳しい解説を目的とした記事ではございません。
住宅ローンの金利タイプの選択で悩んでいませんか?
住宅金融支援機構が行った調査によると、2024年10月~2025年3月の間に変動金利と固定金利(全期間固定)を選択した住宅ローン利用者の割合は次の通りです。[注1]
| 金利タイプ | 割合 |
|---|---|
| 変動金利(変動型) | 79.0% |
| 固定金利(全期間固定型) | 8.8% |
[注1](PDF)住宅金融支援機構:住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2025年4月調査)】
変動金利のほうが割合は高いですが、両者に優劣はありません。
それぞれの特徴を理解したうえで、借入額や借入期間、資産状況などを考慮して選択する必要があります。
本記事では、変動金利、固定金利の違いと金利タイプの選び方を解説します。
変動金利と固定金利の特徴
住宅ローンの変動金利と固定金利には、次の違いがあります。
変動金利の特徴
変動金利は、一定の基準で利率を見直すタイプです。
通常は、半年に1回のペースで金利を見直します。
ただし、金利が上昇しても、毎月の返済額がすぐに変わるわけではありません。
多くの金融機関で、返済額の見直しが行われるのは5年に1度です。
返済額の増加は、原則として125%までに抑えられます。
そのため、金利が急激に上昇すると未払い利息が発生することがあります。
未払い利息は、毎月の返済額の範囲内で支払いきれず繰り越された利息です。
清算方法は金融機関で異なりますが、未払い利息も返済しなければなりません。
変動金利のメリットは、金利が低く設定されていることです。
金利が上昇しなければ、固定金利に比べて返済総額を抑えられます。
固定金利の特徴
固定金利は、ローン申込時またはローン実行時の利率が、返済終了まで適用されるタイプです。
変動金利とは異なり、借入時に返済計画が決まります。
長期的な見通しが立つため、家計を管理しやすい傾向があります。
ただし、変動金利より金利は原則として高く設定されています。
返済総額が多くなりやすい点に注意が必要です。
変動金利と固定金利の選び方
変動金利と固定金利の特徴は異なります。
自身の状況に合わせて選択すると、無理のない返済を行えます。
両金利タイプが向いているケースは以下の通りです。
| 項目 | 変動金利 | 固定金利 |
|---|---|---|
| 借入額 | 少ない | 多い |
| 借入期間 | 短い | 長い |
| 手元資金 | 余裕がある | 余裕がない |
ここでは、変動金利、固定金利が向いている主なケースを紹介します。
変動金利が向いているケース
借入額が少ないケースは、変動金利が向いています。
金利が上昇しても、大きな影響を受けにくいためです。
借入期間が短いケースも、金利上昇リスクを抑えられるため、変動金利を検討できます。
手元資金で金利上昇に対応できる場合も、変動金利を候補に加えられるでしょう。
固定金利が向いているケース
借入額が多いケースは、固定金利が適しています。
金利上昇による総返済額の増加を防げるためです。
ただし、適用される金利と毎月の返済額に注意する必要があります。
借入期間が長い場合も、金利上昇を避けられる固定金利が向いています。
手元資金に余裕がない状況も同様です。
計画的に返済できるため、家計が安定しやすくなります。
変動金利と固定金利の違いを理解しましょう
住宅ローンの変動金利と固定金利の特徴を、簡単にまとめると次のようになります。
| 特徴 | 変動金利 | 固定金利 |
|---|---|---|
| メリット | 金利が低い | 金利上昇リスクがない |
| デメリット | 金利上昇リスクがある | 金利が高い |
適している金利タイプは、借入額や借入期間、家計の状況などで異なります。
特徴を理解したうえで、ライフプランに合っている金利タイプを選択することが重要です。
適している金利タイプがわからない場合は、金融機関のシミュレーションや専門家への相談を活用するとよいでしょう。

