引越し業者から見積もりをとって、次の疑問を感じていませんか。
お困りの方は、料金算出の仕組みを理解して対策を講じるとよいでしょう。
このページでは、料金算出の仕組みとそこから考えられる節約のポイントを解説します。
引越し料金を安くしたい方は、参考にしてください。
引越し料金の仕組み

各引越し業者が採用している料金算出の仕組みは基本的に同じです。
具体的には、以下の計算式で引越し料金を算出しています。
各料金について詳しく解説します。
基準運賃
基準運賃は、引越し料金に必ず含まれるものです。
新居まで荷物を運んでもらう料金といえるでしょう。
基準運賃には、時間制と距離制の2つがあります。
それぞれが適用される条件は以下の通りです。
時間制と距離制には、どのような違いがあるのでしょうか。
時間制
時間制は、荷物を運んだ時間で基準運賃が決まる方式です。
時間制には、4時間制と8時間制があります。
それぞれの適用条件は以下の通りです。
| 時間制 | 適用条件 |
|---|---|
| 4時間制 | トラックを使用する時間が午前から午後にまたがらず4時間以内の場合 |
| 8時間制 | 4時間制の条件に該当しない場合 |
4時間制、8時間制とも、1時間超過するごとに追加料金がかかる点は同じです。
距離制
距離制は、荷物を運ぶ距離で基準運賃が決まる方式です。
荷物を運ぶ距離が長くなると料金は高くなります。
荷物を運ぶ距離は最短距離で計算します(荷送人が指定した場合はその距離)。
荷物の量も基準運賃に影響する
基準運賃は、荷物の量からも影響を受けます。
荷物の量で、使用するトラックの大きさが決まるためです。
同じ作業時間、同じ移動距離であっても、基準運賃は異なることがあります。
割増運賃
割増運賃は、特定の条件に当てはまるときに基準運賃に加算される料金です。
休日、深夜・早朝の引越しなどで加算されます。
割増運賃の計算式は以下の通りです。
基準運賃に乗じる割増率の目安は2~3割程度です。
実費
実費は、引越し料金の中で実費負担とされるものです。
具体的には、以下のものなどが当てはまります。
実費の金額は、各引越し業者が自由に設定できます。
オプションサービス費
オプションサービス費は、付帯サービスの料金です。
具体例として、以下のものが挙げられます。
オプションサービスの内容・料金は、引越し業者で異なります。
仕組みは同じでも引越し料金に差が出る理由

算出の仕組みは同じでも、引越し料金に大きな差が生じることがあります。
考えられる主な理由は以下の通りです。
詳細な設定が異なる
料金算出の詳細な設定は、引越し業者により異なります。
例えば「基準運賃に割増や割引を適用する」「休日の引越しに割増を適用する・しない」などが考えられるでしょう。
わずかな設定の違いで、引越し料金に大きな差が生じます。
参考に、具体例を紹介します。
同じ条件の引越しですが、引越し料金に4万円もの差が生じています。
料金算出に用いられる各引越し業者の設定は公開されていません。
複数の引越し業者から見積もりをとって比較することが大切です。
引越し料金の仕組みから考える節約のポイント

続いて、引越し料金算出の仕組みから考える節約のポイントを紹介します。
荷物の量を減らす
引越し料金を構成する基準運賃は、荷物の量(トラックの大きさ)で変動します。
節約したい方は、運んでもらう荷物の量を減らして、使用するトラックの大きさを小さくするとよいでしょう。
荷物の量は、新居で使用しないものを処分する、売却するなどの方法で減らせます。
休日、深夜・早朝を避ける
休日、深夜・早朝の引越しは、ほとんどのケースで割増運賃が加算されます。
節約したい方は、できるだけこれらの条件を避けましょう。
平日の午後は、引越しの依頼が少ないため料金を抑えられるケースがあります。
移動方法について相談する
引越しでかかった高速道路料金などは実費として請求されます。
移動方法を見直すことで、引越し料金を節約できる可能性があります。
長距離の引越しを行う方は、移動方法について引越し業者に相談してみてはいかがでしょうか。
引越し料金の仕組みを理解して無駄な費用を省きましょう

各引越し業者が採用している料金算出の仕組みは基本的に同じです。
詳細を理解して対策を講じれば、引越し料金を節約できることがあります。
具体的には、荷物の量を減らす、休日、深夜・早朝の引越しを避ける、高速道路を利用しないなどの対策が考えられます。
同じ条件で相見積もりをとって比較することも大切です。

